ボイストレーニング レッスン風景

0～10分
マッサージ～ウォーミングアップ

まずは念入りに筋肉をほぐしましょう。
顎の関節、首周りの筋肉、そして舌の筋肉も忘れずに。
しっかり筋肉がほぐれたらハミングや発声でウォーミングアップをしましょう。

10～15分
ブレス練習

多すぎず少なすぎない、バランスのいい息の供給が理想です。
それには腹式呼吸が必須になります。
腹式呼吸…難しそうですが実は凄く簡単なのです。
少しの知識と少しのコツを教えます。簡単にマスター出来ますよ。

15～45分
発声練習

発声練習はその人にあったプログラムを作ることが大切です。
その日の状態や目的に応じてプログラムを作りかえることもよくあります。
今日は「歌うと力が入ってしまう」「高い声が出ない」「声がすぐ枯れてしまう人」です。
まずどこに力が入ってしまっているかを「耳」で聞き分けます。
どうやら発声時に「舌の筋肉」に力が入りすぎていて、喉の奥や首回りにも悪い影響を及ぼしているようです。
「舌の筋肉」が固くならないように「舌の筋肉」を触りながら発声練習をしてみましょう。

余計な力が十分に抜けたところで高い声の練習です。
「バランスのいい息」と「余計な力が十分に抜けた」状態は維持しましょう。
鍛えたい「声帯の筋肉」や「声帯を動かす筋肉」のみをピンポイントで鍛えていきます。
高い音は後頭部から前に飛び出すイメージで発声しましょう。
音の方向を指で指してみるとイメージしやすくなりますよ。

45～60分
歌唱練習

最後の15分間は歌唱練習です！
課題曲を決めて苦手なポイントを克服していきます。
苦手なポイントが改善されていき、
今まで気づけなかった新たな自分の魅力が発見されていきます。

あなたのことを教えてください。歌の悩み、好きな歌手、音楽経験などなど。
発声理論・発声メカニズムのお勉強も一緒にしましょう。
専門書を使って分かりやすく解説します。

吸入器を使って喉のケアをしましょう。
声帯や声帯を覆う粘膜を良い状態に保つことが大切です。

オーディション用などのデモ音源制作も可能です。
レコーディングは歌唱の練習としても大変効果的です。